粗大ごみの回収業務は、お住まいの自治体単位で、「○○市粗大ごみ受付センター」や、「○○市クリーンセンター」はたまた「リサイクルプラザ」が行っています。
名称は本当にさまざまですが、ごみを処理する専用施設のことです。
この名称も各自治体でかなり異なり引っ越しをした時などは戸惑いますよね。
でも要するに同じ役割ですので迷わなくて大丈夫です。
では粗大ごみなら何でも持ち込みできるか、といえばそうではありません。
福山市の「クリーンセンター」をみてみると、すでに可燃ごみ・資源ごみは50センチメートル以下、さらに不燃（破砕）ごみ・燃やせる粗大ごみは2メートル以下で二人で持ち運べる重さと決められています。
また「家電リサイクル法」の規制となる4品目（テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機）は、購入した販売店または市の許可を得た収集業者、メーカーの指定引き取り場所へ搬入となります。
この4品目は家電リサイクル料金に収集手数料を加えた金額を支払う必要があります。
この料金は「粗大ごみ処理券（シール）」で支払うことはできないようですし、自治体によって回収しないことがありますから要注意です。
また、平成15年からパソコンについてはメーカーが回収する（一部家電量販店でも可）ことになっていますので、直接メーカーへ確認する必要がありますよ。
また、粗大ごみはあなたの住んでいる所在地以外の受付センターへは申し込みができませんので、引っ越し等住所が変更になる方はタイミングを逃さないように、念の為役所に確認したほうがベストでしょう。
粗大ごみ受付センター以外にも持ち込めるか？
あまり費用がかからない方法としてはこのように各自治体に持ち込む方法ですが、その他にも粗大ごみを持ち込むことが可能な場所は存在します。
まず引っ越し・民間の粗大ごみの回収などを行っている会社です。
一点からでも回収に来てくれたり、なんと朝・昼間の回収の他に夜間でも回収可能など、様々なサービスを行っています。
また個人情報が叫ばれている中、不用品回収時に個人情報等を適正に処分し、リサイクル家電も回収を行ってくれるようです。
今社会的に問題になっている、いわゆる「ごみ屋敷」のことについても相談に乗ってくれるようです。
自治体・近所の住人とはどうしても溝ができてしまってなかなか難しい「ごみ屋敷」問題ですが、こういった会社が第三者的に介入することで、「ごみ屋敷」に住んでいる人も心を開きやすいのではないでしょうか？
このような取り組みはテレビ等でも取り上げられよく知られているところです。
このような各種サービスは、自治体とは違うきめの細かさで、忙しい現代人には大変ありがたいサービスです。
その他だとリサイクルショップへの持ち込みが可能です。
最近はリサイクルショップの店舗数も本当に多いですよね。
リサイクルショップへ行った方なら分かるはず。
そこにはなんでもあるんです！
出張買い取りも行ったり、買い取り金額を見積もりしてくれたり、と親身な対応もありがたいですよね。
リサイクルショップを利用する一番分かりやすい方法は、いらなくなった服・漫画を持ち込んで売るケースです。
従来捨てていたものがお金になる、ということで利用する方が多いようです。
ただし全て買い取りになるわけではなく、年代・種類によっては難しい場合がありますので注意が必要です。
粗大ごみの場合も重量等伴いますので事前の確認が必要でしょう。
ただし引っ越し作業の中、思わぬ「お宝」が発掘される場合があります。
その状況にもよりますが、中には高額で買い取りできるものもあるかもしれません。
さぁこれで引っ越し作業もヤル気になってきたことでしょう！
